【南米移住】パラグアイ移住の難しさ

こんにちは！@pukupukuchです。

今回はパラグアイ移住の難しさについてです。最近、私のTwitterにたくさんの方から「パラグアイに興味を持ちました。移住したいです」と連絡がきます。そう言って頂けると私も嬉しいのですが、中途半端な気持ちでパラグアイ移住を考えてほしくないと思い、この記事を書くことにしました。私はパラグアイの良さを発信しようと活動していますが、決してパラグアイへの移住をお勧めしている訳ではありません。この点をあらかじめ理解して頂きたいです。

パラグアイ移住の難しさ
まとめ
- 最後に
- note
- 関連記事
- YouTube

f:id:pukupukuch:20191219110926j:plain

パラグアイ移住の難しさ

新規パラグアイ移住者の半数以上の人が、何かしらの理由で日本に戻っているのが現状です。なぜ、このようなことが起こってしまうのか？それはパラグアイの良い情報だけがインターネット上に溢れてしまっているからです。もちろん、その中には私が発信している情報も多く占められています。『夢を持ってパラグアイへ移住したのに、こんな筈ではなかった』と、時間とお金を浪費して日本に戻ってしまうのは非常に残念かつ悲しいです。今回は私が考えるパラグアイ移住をするにあたっての心構えを順に紹介していきます。

食べ物

まずは食べ物です。日本は世界各国の美味しい料理を、いつでも・どこでも・簡単に・安く食べることができます。

パラグアイ人は、肉・エンパナーダ・パン・芋・ピザ・パスタ・ハンバーガーが主流で、町で買える食べ物(外食など)は、大部分はこれらです。これらを私達日本人の主食とすることは、中々厳しいものです。

※お金があれば日本食材を買うことも日本食レストランにも行けますが日本以上の価格です。

この料理のレパートリーの少なさに耐えられますか？

治安

治安に関しては日本と雲泥の差がでます。パラグアイの夜は全く別の顔があります。特に繁華街周辺は雰囲気が違います。住宅街でさえ、麻薬の取引が行われいる場所が多々あるのが現実。

また、どの家庭も一度は何かしらの犯罪に巻き込まれています。小さな盗難から強盗まで…。

この治安に耐えられますか？

衛生面

下水設備が十分に整っていないパラグアイでは、町の至る所で下水が漏れ悪臭を放っています。ゴミのポイ捨ても多く、一歩外に出ればゴミがどこにでも落ちています。また首都圏は、車の排気ガスによって空気が非常に悪いです。地方でよく見られる家庭ゴミ焼却問題も忘れてはいけません。

この環境に耐えられますか？

まとめ

この３つに耐えられると思う方は、パラグアイ移住の心構え第一段階はクリアです。

食べ物に関しては、必要以上のお金を持っている方はこの問題は無縁です。パラグアイには、日系人・日本人が１万人近くが住んでおり、お金さえ払えば日本食を食べられる機会は十分にあります。但し日本以上の食費がかかることを覚悟して下さい。

治安に関しても、夜は出歩かない・車で移動するなどを心掛ければ、ある程度の犯罪を回避することができます。また家のセキュリティなどを考慮すると多額なコストがかさみますが、お金で解決できる部分が多いです。私は幸い、まだどの犯罪にも巻き込めれていません。

衛生面は１番の問題です。日本ではほとんど病気にならなかった私ですが、パラグアイでは排気ガスや環境の変化から毎月のように何かしらの病気になっています。東京に10年間住んでいましたが、首都アスンシオン市の空気は東京とは比べ物にならない程に悪いです。この問題は首都圏さえ避ければ、回避できる部分が多いが、いきなりパラグアイの地方に住むのは相当な覚悟が必要になります。地方は停電、断水が頻繁に起こり、不便な生活を強いられる可能性は高いです。

私は移住して１年になるが、まだパラグアイの環境には慣れていません。