パラグアイの銃社会について思うこと
こんにちは!@pukupukuchです。
今回はパラグアイの銃社会に対して私が思うことです。パラグアイはアメリカと同様に銃社会です。アスンシオン市を歩くと至る所で銃を持っている警察官や警備員の姿を目にします。パラグアイで生活する上で注意すべき点などを交えて銃社会について考察します。
パラグアイの銃社会
日本では銃は警察官か自衛官しか基本的に持っていませんが、パラグアイでは警察官や軍人はもちろん、警備員から一般市民まで持っています。
銃売り場
私は釣りが趣味なので、釣り道具が売っている店に行くと、キャンプ用品の他にナイフや拳銃が普通に売られています。日本人からすると信じられない光景ですが、パラグアイではごく一般的です。銃が売っている店の前にはショットガンを持っている警備員が立っています。
銀行警備員
銀行の前には必ずショットガンを持った警備員が立っています。銀行強盗が来たら真っ先に応戦しなければならなく、とても危険な仕事です。
ショッピングモール警備員
ハンドガンをホルスターに入れ、ショッピングモール内を警備しています。無線で頻繁に連絡を取っている姿を目にします。
銃は簡単に買える?
役所で許可を取れば、誰でもお店で買うことができます。そのため、パラグアイは銃社会になっている。
銃犯罪
ニュースを見ていると、アスンシオン市で銃を使った犯罪を多々見ます。つい最近も、毎日私がスーパーまで歩いている道や、妻とポケモンgoで遊んでいる公園近くで強盗殺人事件が発生しました。
身を守るには?
身を守るには、絶対に抵抗しないことです。銃で脅されたら、携帯電話・財布をすぐに渡すしかありません。大通りだろうと油断は出来ません。犯罪者の大半は小回りのきくバイクを使用します。
護身用の銃
パラグアイでは、家や車に護身用の銃を持っている人が多いです。犯罪抑止に役立っている可能性がある。
(パラグアイの夕日で遊ぶ筆者↑)
私がパラグアイの銃社会について思うこと
個人的にパラグアイは日本のように銃が禁止されている国になってほしいと考える。しかし、パラグアイ国内では銃規制を求めるニュースや声をほとんど聞きません。現状、銃が当たり前の社会なっているので、長く銃規制が行われることはないと思われます。
「護身用に銃が欲しいか?」と聞かれると、私の答えは△です。抵抗することで、自分や家族の身がさらに危険に晒される可能性があります。しかし、家が丸腰の状態なのも不安です。銃を持っていることで防げる犯罪もあるからです。そのため私の答えは△です。
パラグアイで発生する犯罪の60%以上が首都アスンシオン市で起こっていると聞きます。毎日、アスンシオン市で起こっている犯罪のニュースをテレビで見ていると、良く知っている道路や場所であらゆる犯罪が発生していることがわかる。日本がどれほど安全な国かを毎日実感できます。
しかし、誤解してほしくないことは、パラグアイは日本に比べると犯罪率は高いですが、他の南米・中米諸国に比べると比較的治安が良い国の1つです。しっかりと安全対策を行えば住み良い国であることを忘れてはいけない。
今回も前回の記事(パラグアイの宗教)と同様に難しい問題について触れてみました。この記事が少しでも参考になれば幸いです。
関連記事
パラグアイの宗教について書いてみました。良かったら読んで下さい↓
YouTube
パラグアイで1番大きな市場、メルカド4の様子を撮影しました。良かったら見て下さい↓
【Mercado 4, ubicado en Asunción Paraguay 】パラグアイ-アスンシオン市の市場メルカド4を紹介 supremeなどの偽物が大量!? 2018.5
YouTubeのチャンネル登録もお願いします↓