パラグアイが抱える国内問題2【フロントガラス拭き・ゴミのポイ捨て】
こんにちは!@pukupukuchです。
前回はパラグアイが抱える国内問題として、困難な左折・少ない駐車場の問題を取り上げたが、今回は路上での強制フロントガラス拭き・ゴミのポイ捨て問題についてです。引き続きパラグアイで生活してわかった、パラグアイが直面している国内問題を紹介していく。
強制フロントガラス拭き問題
首都アスンシオン市の主要道路を運転していると、赤信号時に強制的に車のフロントガラスを掃除されチップを要求される。
防ぎ方は?
一番の防ぎ方は、車のワイパーを動かす事です。ワイパーを動かすと掃除ができないので、大半は諦めて違う車に行きます。
私は赤信号時に前の車と車間距離を大きくあけて停止させ、掃除されそうになると、車を少し動かして前の車との距離を詰める方法を使っています。ワイパーと同様に車が動いていると掃除ができないので効果的です。
チップの金額は?
私は1mil(約17円)コインを渡します。あまり少ないと文句を言われ車を傷つけられる可能性がある。(1milのチップでも十分少ないですが、今の所は文句を言われたことがありません)
車の中で財布から小銭を出そうとした時に、「もっとくれ、10000Gs(約173円)だけでいい」と車のドアを開けようとしてきたことがある。彼らの前では絶対に財布を見せないようにして下さい。
ラテンアメリカの国々を車で走る時は、すぐにチップを渡せるよう、車内に多少の小銭を用意した方が良い。
パラグアイだけなのか?
ラテンアメリカ全土で見られます。アメリカ合衆国でも見たことがあります。
ゴミのポイ捨て問題
パラグアイの街を歩くと、残念ながらたくさんのゴミが捨てられていることがわかる。
深刻なゴミのポイ捨て
バスや車の窓からビール缶やテレレのお茶っ葉などを捨てている姿を多々目にします。空き地へのテレビ・アンテナ・古タイヤなどの不法投棄問題も深刻です。
タバコの不始末
多くのパラグアイ人は、タバコを火が付いたまま捨てるので、小火(ボヤ)火災が発生している所を何度も見たことがある。家の庭にも投げ入れられることも…。
誰がゴミを掃除する?
国が雇っている臨時職員が道路や公園などを掃除します。しかし、頻繁に掃除しに来ることはなく、長期にわたってゴミが放置されている。
まとめ
日本では赤信号時にフロントガラスを掃除されることはないが、多くの国では一般的な光景です。このフロントガラス掃除にも縄張りがあり、前回紹介した車の見張り人(駐車場)と同様に、新参者は参入できない。乗用車だけではなく、大型トラックや商業バスなども彼らのターゲットとなります。
私が好きな大型公園などには、ゴミがほとんど落ちていないです。大型公園で散歩やトレーニングをしているような中産階級以上の人々から徐々にゴミのポイ捨てが少なくなってきているように思える。しかしながら、これが大多数の人々へ広がるにはかなりの時間が必要となるだろう。
パラグアイのタバコは日本と比べると安いが、まだまだ贅沢品なので愛煙家は少ない。しかし、もし喫煙率が増え、さらにタバコの不始末が増えると、各地でボヤ騒ぎが頻繁に起こる事態が安易に予想できる。
いかがだったでしょうか。パラグアイについて知りたいことや疑問などがありましたら、お気軽に私のTwitter・InstagramのDM、お問い合わせフォームへの問い合わせ、このブログにコメントして下さい。
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