【領土問題など】アルゼンチン人と政治問題について議論してみた
こんにちは!@pukupukuchです。
今回はアルゼンチンが抱える政治及び領土問題についてです。アルゼンチンにも日本と同様に領土問題があります。名前はフォークランド(マルビーナス諸島)紛争、イギリスとの間に発生した。
アルゼンチンとブラジルとの関係などを含めて、アルゼンチン人と政治問題について議論してみた。
アルゼンチンが抱える領土問題
私自身「フォークランド紛争」についての研究をしたことがないので、私の意見や事件の概要などは記載しません。興味があれば調べてみて下さい。
wiki↓
アルゼンチン人はイギリスを恨んでいるのか?
私が聞いた全てのアルゼンチン人は、イギリスを嫌いとは答えなかった。
この答えは日本人の私にとっては非常に興味深いものだった。同じ領土問題を抱える日本とは状況が違うと思われる。
大多数のアルゼンチン人は、嫌いな国はチリと答えた。
なぜチリなのか?
フォークランド紛争時にチリがイギリス軍を支援したことが原因。ご存知の通り、イギリスからアルゼンチンはかなり離れている。そこでチリがイギリス軍を支援。(チリもアルゼンチンとは国境を巡って問題を抱えている)
その支援からアルゼンチン人はチリを嫌っているようだ。
ブラジルとの関係
私が考えていたアルゼンチンは、ブラジルとラテンアメリカの覇者を目指して争っているイメージを持っていた。しかし、彼らからは政治的に嫌っていると言う答えは出なかった。
サッカーではお互いに強ライバル同士で絶対に負けられないと思っている。例えば、ブラジル対パラグアイの試合なら、必ずパラグアイの応援する。これはサッカーの日韓戦と同じ構図になる。
アルゼンチン人は、特にサッカーの試合時に、ブラジルに対して強いライバル意識を持つようだ。
まとめ
アルゼンチンは日本と同様に領土問題を抱えているにも関わらず、国民感覚ではあまり重視していないように感じた。ラテンアメリカの国々は、隣国と多少の摩擦はあるものの、日本を取り巻く東アジア情勢に比べると戦争などが起こる地理的リスクが少ないと考える。
日本は、たくさんの領土問題を抱え、お互いに隣国への憎しみも強い。東アジアが一丸となって協力する将来は今の所は想像ができない。
ブラジル・アルゼンチン・ウルグアイ・パラグアイを中心とする南米南部共同市場(メルコスール)が作られた現在、さらにラテンアメリカの国々が一丸となって協力していくことが見込まれる。
外務省HPの情報↓
最後に
アルゼンチンもパラグアイも日本とは比べものにならないほどの国内問題を抱えている。このブログで少しずつ公開していく予定だが、日本人には驚くべきことが日常的に起こっている。アルゼンチンもパラグアイも同様に、当分は目先の国内問題解決が急務で、外交問題には手が付けられない状況のように思える。
南米南部共同市場(メルコスール)の事務所所在地はウルグアイ、アスンシオンで条約発効となっている。ブラジル・アルゼンチンはライバル関係であるため、中立的立場のパラグアイとウルグアイが上手く機能している。
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