パラグアイ移住に向いている人は?【移住者が語る】
こんにちは!pukupukuchです。
今回はパラグアイ移住に向いている人を考えてみました。私はパラグアイに移住して1年8ヶ月が過ぎました。そのパラグアイでの生活でわかった3つの重要な点を私の経験を踏まえて説明していきます。
パラグアイ移住に向いている人は?
私が考えるパラグアイ移住に向いている人の特徴を3つ挙げてみます。
1、暑さに強い人
南米の夏は日本の夏と比べ物にならない暑いです。暑さに耐えられる事が重要になります。日本は湿度が高いために蒸し暑いですが、パラグアイは刺すような暑さです。さらに、皮膚ガンのリスクを避けるために、夏場でも長袖・長ズボンで作業している人がほとんどです。
室内ではエアコンを使えば問題ありませんが、忘れていけないのは停電です。首都アスンシオン市は比較的早く復旧しますが、地方では丸1日止まることが多々あります。暑い日に電気が止まると、まさに地獄です。
私はパラグアイで畑仕事をしようと考えていましたが、とてもこの暑さに耐えられず、夏場の行動は控えています。これが最初の誤算でした。
2 多少の衛生面は気にしない人
日本と違いハエとアリがかなり多いです。外で売っているエンパナーダなどの食べ物が入っているショーケースにはハエが入り込んでいるのをよく見かけます。これはショッピングモールのフードコートやスーパーの惣菜コーナーなどでも同様です。
日本は衛生面の対策を万全に行っていますが、パラグアイでは日本並みの衛生対策は全く望めません。
トイレに関しては、アスンシオン市にある高級ショッピングモールのトイレは日本並み、もしくはそれ以上に綺麗です。チェーンレストランなどのトイレも日本並みとは言えませんが、それほど気にならない程度です。
3 好き嫌いが少ない人
私はこれが1番重要だと考えています。パラグアイでは日本と違い料理の種類が少ないです。そのため、好き嫌いが多いと死活問題になります。(逆に日本が多すぎるのかもしれません)
外食はエンパナーダ・ピザ・ハンバーガー・メラネサ(カツに近い南米料理)のお店がほとんどです。スーパーの惣菜コーナーもエンパナーダ、タルト料理、ミラネサが大部分を占めます。
私は幸いに何でも美味しいと思う味覚なので、パラグアイでの生活も何の問題もなく過ごしていますが、味覚に敏感な方は南米移住は難しいかもしれません。
しかし、乳製品、肉、野菜、果物、米、小麦などの値段が安いので、食費が日本の半額以下に抑えることができます。料理が得意な方はこの点も問題ありません。
まとめ
私はパラグアイに初めて来たのはもう9年前になります。当時は今ほど暑くなく、夏でも過ごしやすかったのですが、年々パラグアイの平均気温は上昇しています。日本でも温暖化問題がたびたび取り上げられますが、「今年の夏は去年より暑かったな〜」と思う程度です。パラグアイの温暖化は深刻で、日本人が住むには少し困難な環境となっています。
しかし、パラグアイの乳製品や肉は本当に美味しいです。値段も日本とは比べ物にならない程に安いので、毎週アサード(パラグアイのBBQ)が食べられる。これは肉好きの人にとっては大変なメリットです。
また、パラグアイの食料自給率は200%を超え世界一です。そのため食料危機の心配がありません。日本は食料自給率も低く、さらに戦争などが起こる地理的リスクも抱えています。(無能な政治家が無策な外交を行っているために)パラグアイは日本と違い周辺国と友好関係の状態にあります。
上記3つの点に耐えられる人にとっては最高の移住先ではないだろうか。
note
パラグアイでの土地の買い方などの有料記事にてまとめてあります。これからパラグアイ移住や投資を考えている方には有益な情報があると思います↓
YouTube
首都アスンシオン市で近年急速に発展した場所をバスの窓から撮影しました。良かったら観て下さい↓
【Autobús de Paraguay】Línea 37B(España) El Bus S.A 2020.6
チャンネル登録もお願いします↓