パラグアイ人の親戚付き合いについて考えてみた
こんにちは!@pukupukuchです。
今回はパラグアイ人の親戚付き合いについてです。パラグアイでは毎週のように親戚が集まり何かしらのパーティをしています。ほとんど家族ような絆があります。
日本人の親戚付き合いと比べながら、なぜパラグアイでは親戚同士が家族のような繋がりを持っているかを考察していきます。
パラグアイ人の親戚付き合い
約半年間、パラグアイ人の親戚付き合いを観察して、私なりにわかったパラグアイ人の親戚付き合いを紹介。
親戚の約半分が集まった日の写真です↑ この他にも、写真に写っていない彼らのたくさんの子ども達や、遠方(アルゼンチンなど)に住んでいる親戚もいる。妻の親戚だけでも100人以上になります。もし私がパラグアイ人なら、妻の親戚を含めると単純計算で200人以上になる。
家族の単位
日本人は自分の家に住む人間が「家族」と考えます。パラグアイ人は「親戚も家族の一員」と考えているように思える。
パラグアイはなぜ親戚付き合いが多い?
パラグアイでは交通事故・強盗・誘拐などが多発するため、放課後に友達と外で遊ぶ機会は日本人と比べると必然的に少なくなる。そのため、親と一緒に近所に住む親戚の家に出かけ、そこの子ども達と遊ぶことになります。
驚いたことに、年齢を気にせず遊び回っています。年上の子どもが年下の面倒を見る習慣が自然に身に付いている。
親たちは同じような環境で育った幼馴染でもある親戚と楽しそうに話しています。後々に子ども達も親たちと同じように過ごしていくのだろう。
日本人の親戚付き合い
日本人は家に一緒に住むメンバーが家族になります。親戚付き合いは、お盆・正月・冠婚葬祭に少し会うだけの人が多い。(個々の家族によって違いますが…)私の感覚では、限りなく他人に近い親戚になります。
また、日本は治安が良いため放課後になると子ども達は自由に友達と遊びます。そのため、日本人は親戚より友人関係が密になります。
まとめ
パラグアイ人の親戚付き合いの良さは、治安が悪いがために親の目が行き届く範囲で、幼馴染にもなる親戚の家で遊ばせた結果、家族のような絆が生まれるからだと推測する。
さらにパラグアイは少子化問題は皆無なので、たくさんの子どもがいる。大多数で遊ぶことを覚え、人付きも自然と学ぶことができるのではないか。
日本人の場合、もし学校で友達ができないと、他の子どもと遊ぶ機会が極端に減り、人付き合いを学べない可能性が出てくる。
パラグアイ人の陽気さや人付きの良さは、子どもの頃から学んだ親戚付き合いからきている部分が多いのではないだろうか。
最後に
親戚付き合いに関して、日本とパラグアイのどちらが良いかは私にはわかりません。私は親戚と遊ぶより、幼馴染でもあり気の合う友人の方が良いと思うからである。
また、パラグアイにも日本と同様に複雑な人間関係があります。
- 日本人は嫌いな人間を行動で示します。この点は非常に素直に感じます。
- パラグアイ人は表向きは良い関係を装うのが非常に上手です。
注意事項
私の個人的な考えです。全てのパラグアイ人に当てはまることではありません。しかし、パラグアイ人の妻に確認しながら書きました。
YouTube
私がパラグアイで妻と作成している動画です。良かったら見て下さい↓
【Shopping Mariscal】Japonés recorriendo Asunción - Paraguay 2019.3
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