南米の伝統料理「ロクロ(Locro)」
こんにちは!@pukupukuchです。
今回は南米の伝統料理「ロクロ」についてです。ロクロとは潰した白トウモロコシの粒を差します。そのロクロが仔牛すね肉が入ったスープに入っている南米の伝統料理となります。イタリア料理のオーソ・ブッコと同様に牛の骨髄を使用している。
(白い粒がロクロ↑)
ロクロ
ロクロはインカ帝国時の言葉で、アルゼンチンで主に食べられている伝統料理となります。他にもパラグアイ、ボリビア、エクアドル、ペルー、コロンビアなどの南米諸国でも食べられているようだ。
レシピ
- 仔牛すね肉
- ロクロ(白トウモロコシの粒)
- 玉ねぎ
- 人参
- ピーマン
- ニンニク
- オレガノ
- 塩胡椒
- ゲッケイジュ
オッソ・ブーコ(仔牛すね肉)は1Kg16000Gs 約270円でした。普通の肉と比べてもそれ程高くない。
作り方
- 仔牛の肉とニンニクを鍋で焼く
- 水を加える
- ロクロを加えて約90分じっくりと煮詰める
- みじん切りにした玉ねぎ・人参・ピーマンなど加えてさらに10分ほど煮詰める
- 塩胡椒、オレガノ、ゲッケイジュなどで味付けして完成
※カボチャなどの硬い野菜を加える場合は野菜が柔らかくなるまで煮詰める。
感想
仔牛すね肉の肉汁と野菜がたっぷりと入ったスープは絶品です。そこにトウモロコシの味がするロクロがスープにとろみをつけている。じっくりと煮込んだ仔牛すね肉は柔らかく非常に美味しいです。
また、牛の骨髄は狂牛病の恐れがあるため日本ではほとんど食べる機会がない部分です。プリプリな食感でコクのある味となります。
寒い日などによく登場する南米の伝統料理で、調理時間は長いですがそれに見合う美味しさがあります。
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note
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【Delicioso】Cocinando tallarín de osobuco en Asunción Paraguay 2020.4
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